豊島区、千川駅近くのわかしま内科のブログです。

大腸癌の発見は、便潜血で。豊島区等の無料検診として実施可能です。

日記のなかにこんな記事もあって許されるかな。

今日、夕方は国立がん研究センターの関連サイト、「がん情報サービス」、にアクセスしていました。なかでも2014年のがん統計予測というデータ。今現在いちばん新しい統計情報。日本人が今どういった種類のがんと新しく診断されるのか。日本人が今どういった種類のがんで死亡しているのか。
この両者は、異なるのが当然で、新しい診断手段が発見されると、該当するがんの新規の診断数は増えますし、いっぽうで早期発見されたがんは診断数は増えても、死亡数は増えない理屈。また、治療手段が進歩したがんは、診断はされても死亡の数は増えない。

いつか、「がんにならないために」「がんで倒れないために」といったことも、HPで書かないといけないと思っている次第。内科の診療所の院長として、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの日頃の管理を患者さまに勧めているのも、その結果にある脳卒中や心臓病で倒れないために、長生きを出来るために、という目的があってのことなので。

そういった病気の長期の管理の途中で、突然に人生にふりかかるできごとが、がんの発病。早期発見、死なないがんで済ませるためには、できれば症状が出ていない時期に発見したい。がん健診とか、そういうことになるが、できれば効率よくがん健診を受けてもらいたい。必要な人に必要な頻度でがん健診を受けてもらいたい。

話が変わるように、一見みえますが。

夜、テレビで過去の古い映像をカラーに着色したドキュメンタリーを見た。子供たちは興味がなさそう。私のような昭和以前を懐古する世代から上の人には興味深い映像ではなかっただろうか。私は、そのあと、表題の「両国 被服廠」の2ワードでヤフー検索をしてみた。両国被服廠跡というのは、関東大震災で下町一帯が焼け野原になったときに死体がたくさん残された場所である。その跡には通称震災記念堂というのが建っている。私は、下町育ちで、9月1日生まれで、それは関東大震災と同じ日付である。9月1日には当時住んでいた家から近い震災記念堂の周辺には縁日というのか、露天商が店を出していて、亡くなった父親に連れて行ってもらって誕生日プレゼントを買ってもらった記憶が残っている。

「両国 被服廠」の検索の結果として、私の眼をうばったのは、検索の3番目。関東大震災の画像をHPにアップしている方のページで、地元としまケーブルネットワークのアドレス。貴重な画像を拝見させていただいた。HPを訪ねると熟年男性のHPであることがわかり、氏名もわかるが、ここでは個人の名前は書かない。関東大震災以外のページもたいへん面白く、かつ、消えてはいけないような情報もあるように思った。よかったら訪ねてみてください。テレビの放送と同等か、それ以上の価値ある画像や文言が掲載されている。

www.toshima.ne.jp/~esashi/shockphot.htm

HPを読ませていただくと、ページのオーナーは、千川駅の近く、要町の住民であるとわかり、少々おどろいた。HPの隅々まで見させていただいたが、気骨のある男性のようだ。もちろん面識はない。私より高齢の方だが、ツイッターなども駆使されている(いた)らしい。ツイッターでは、ご病気されたとのお話があり、それ以降のツイートが途絶えている。

どうも、話が変わったようで、今日は元に戻ることになりそうだ。夕方に「がんにならないために」「がんで倒れないために」に始まって、関東大震災の映像、亡くなった私の父との思い出、を経由して、要町の男性のHPに至って。。。結局は「がんで倒れないために」に戻ることとなった一日、その日記になりました。