千川駅前郵便局の近く、要町3丁目の区民ひろば(2016年春まで改修工事とのこと)のすぐ横での再開です。9月末は、移転準備のため診療を停止してご迷惑をおかけしました。

建物が新しくなっただけでは、患者さんにメリットがありません。今回、エコー(超音波)の装置を更新し、頸動脈、甲状腺、心臓などの検査能力を向上させました。また、動脈硬化の判定のための測定装置も導入しました。内科としての診療レベルをグレードアップしたい、そういう意欲で臨んでいます。

また、院長が消化器内科の出身であることから、大腸癌、胃癌、そのほか膵臓癌や胆管癌への診断力のアップを目指しています。現在、内視鏡検査は池袋の内視鏡の名手のところに紹介しています。患者に苦痛のない検査が受けられること、また週末土日も検査が可能なことなどメリットが大きいと判断しました。膵臓癌や胆管癌は地道にコツコツ検査をする他に、癌の遺伝子検査も導入しています。自費検査であることが難点ですが、頻度が少ない、しかし治療成績の悪い消化器癌になった患者を「運が悪い」で済ませることを続けていたくない、そういう考えでいます。

まだあれこれ、改善していきたい点が多いクリニックですが、それは今後の課題です。とにかく努力をつづけたいと思います。