2014年10月1日から、国が定めた制度である「定期予防接種」のなかに肺炎球菌ワクチンの接種がくわわり、実施されることになりました。

今までは、区単位での助成制度として行なわれ、豊島区では75歳になる年以降に1回、助成がされていました。

10月1日からの国の制度になって変わったのは主に次の点です。

1)助成の対象年齢が65歳になったこと。
2)国の制度になったので、区境に制限されない、隣接する区の医療機関でも接種が可能になったこと。

定期予防接種となった肺炎球菌ワクチンの考え方を一言でいうと

65歳になったら一度、助成金を利用して肺炎球菌ワクチンを接種しましょう。肺炎球菌ワクチンの効果がだんだん無くなってくるのは、約5年後です。ですから、その先5年に一度程度は、追加して接種する必要があります。そのとき(70歳、75歳、80歳、。。。。)は、助成はできないですが、ご自身の負担で追加接種してください。

ということになります。で、気がつかれた方もいるでしょうが、65歳から75歳の年齢の人は、今回の制度変更で、飛ばされてしまいましたよね。その対策として、66歳から75歳の間の年齢の人には、今から平成30年までの5年の間にふりわけて(それぞれの区民が70歳、75歳になる年に)助成のお知らせをすることになっています。

また、平成30年までの間は、区役所の過去の助成制度の利用の台帳にもとづいて、まだ、一度も助成金を利用いただいていない75歳以上の方にも、お知らせを送るようです。