一般企業の対策にアドバイスして、感じたこと。

ホストクラブでの「接触者検診」の報道では、大人数の感染者がみつかる。それはとても印象的で恐怖が刷り込まれる。「一人感染者が職場に出たらたいへんだ」ということになる。

では、7月7日に報じられた下のYahooニュースはどうだろう?

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京都の五花街の一つである祇園甲部組合(京都市東山区)は7日、同じ置屋に所属する10代の舞妓2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。軽症で既に回復して退院しているが、感染経路は不明という。組合によると、味覚障害などの症状を訴えたためPCR検査を受け、6月下旬に陽性が判明したという。一緒に稽古をした舞妓やお茶屋の関係者ら濃厚接触者約20人は陰性だった。2人が宴席で派遣されたお茶屋は営業を休止している。
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みなさんは、この記事は今日か明日には忘れる。インパクトがないから。笑

産業医をしている企業の管理者には、冷静に考えて欲しい。あなたの職場は、ホストクラブに似ているか?祇園のお茶屋に似ているか?
(どっちもよく知らない産業医ですと白状します)