1月以降、2月にかけて医院のこと、私事、ともに忙しかったのです。それでブログへの投稿も無くしばらく時間がたってしましました。

その間、あれこれ、考えたり、調べたりしていたこともあります。内科診療の事も。社会が注目した医療、介護関係のニュースについても。他の医療機関や介護施設が行なっていることのなかには、私からするとおかしい、それはやっちゃいけない、ということがたくさんあって、そういうのも気になる。北区で発覚した拘束介護の問題について他の場所に批判の投稿をした。私がなにより気に入らないのは、あの問題を起こした医療機関の経営が、親族の名義の高齢者マンションの運営と、拘束介護の対象者への「往診や在宅医療」の提供(クリニック)と、同時に介護保険を使った「訪問介護」(クリニック付属の介護事業所)、の3つの収益を一体化したビジネスであること。地域の医療と福祉に貢献するためでなく、一医師の収益のために医療や介護が誤って運用されていた可能性が強い。それを北区の行政は地域の高齢者施策の一端として、過去けっこう「ウェルカム」で取り入れてきた臭いがすること、なんです。

って、いつものように書き始めて、限られた時間のなかでは早く止めよう、筆を置こう、って気持ちになります。他の医療関係者を批判しても、それに時間を費やすことは、私自身が何かを生み出すことに結びつかない。他人の商売(医療)を批判しても私の商売(医療)にはならない。(儲け、と言っているのではないです。)

私がしたいこと、それを主張するのが本来でしょう。「他者の批判」からは生まれるものは少ない。必要なのは、「他者の模範」になることを実行することなのだと思う。それで、次回に続くのです。。。。